2011年 秋季リーグ戦
投手陣の奮闘も接戦を制せず、史上初の5位に後退...
春の雪辱に燃えた秋季リーグ。開幕の工大戦を渡辺政孝(1年 九州学院)が白星で飾ると、2戦目は菊地翔太(4年 駒大苫小牧)が10奪三振を奪い完封。順調な駆け出しと思われた。続く桐大とのカードは初戦を延長で落とし、2戦目は投手陣の踏ん張りで接戦を制した。3戦目は両者譲らぬ展開でまたも延長戦、渡辺の142球の力投も虚しく0-1で敗れた。商大戦では初戦を落とすと、2戦目には完封を許してしまった。鶴大戦では今季3度目となる零封、21イニングぶりとなる得点を挙げるも2戦目も落としてしまう。神大との最終戦こそ13得点の猛攻で勝ち点を得たが時既に遅し。このシーズンで野口翔麻(2年 波佐見)が防御率0点台を記録。渡辺、菊地の両輪に加えて平野、西村(章)ら中継ぎも安定感を見せた。その一方で春同様に打線が沈黙。植松慎太郎(2年 鹿島実業)が自身二度目のベストナインを獲得したが、3割台は4年の久場のみだった。主将・諸田瑞喜(4年 佐久長聖)はこのシーズンで通算最多安打記録を更新した。
通産最多安打記録更新の諸田瑞喜(4年)
2011年 春季リーグ戦
絶対的エース右腕の離脱、若き3投手の台頭も実らず...
鈴木 聡監督の初陣となったリーグ戦。昨季5勝のエース・鹿毛を欠いて迎えた開幕。中野ジャスティン(1年 向上)の開幕初登板で完投勝利で花々しく開幕を飾るものの、打撃陣の不振で商大・桐大相手に接戦を物に出来ず。5月の鶴大戦でようやく勝ち点を得る厳しい展開となった。優勝の可能性が消えた中、延期となった桐大との第4戦も落とし、神奈川大学リーグは商大・桐大の一騎打ちの末、商大が春は10年ぶりに神奈川の頂点となった。神奈川大学と1勝1敗で迎えた3回戦。4-4で延長に突入した最終戦は11回、1アウト満塁から4番・久場翔(4年 具志川商業)がサヨナラ二塁打。この1勝で優勝は逃したものの3位となった。野口翔麻(2年 波佐見)、渡辺政孝(1年 九州学院)ら若い投手陣が台頭。近藤亮太(4年 埼玉栄)、菊地翔太(4年 駒大苫小牧)も共に安定感を見せた。打撃陣では主将の諸田瑞喜(佐久長聖)が関東学院大では原拓也選手(現西武)以来となる大学通算100安打を達成。自身5度目のベストナインにも選ばれた。神奈川選抜のメンバーに中野、近藤、諸田に加えて、昨季首位打者の羽田野恭平(4年 花巻東)と遊撃手の植松慎太郎(2年 鹿島実業)が選出された。植松慎太郎はこの年の日米野球の日本代表候補にも選出され、代表合宿にも参加することとなった。
新チーム発足、新しい歴史の第一歩


